2010scalpel インプレ その3

2009年11月18日


お久しぶりです。
2010scalpelインプレその3を展開していきたいと思います。

今日はキャノンデールscalpelの最大の特徴『ゼロピボット』について紹介していきます。
では、この『ゼロピボット』って何?って話です。
通常のフルサスバイクはチェーンステー、シートステー、シートチューブの接点にピボットが存在します。
そのピボットがうまく作動することでリアサスをうまく動かしています。
これが普通のバイクです。

キャノンデールはそれらの普通をそのまま受け入れることを嫌いました。
ピボットがあることで、微妙なガタが発生する事を見つけました。
ピボットがあることで、その部分が重量増になる事に気付きました。

ピボットがなければ・・・・・・

それがピボットレス、『ゼロピボット』の誕生なのです。

『ゼロピボット』は無駄なエネルギーを発生させない作りになっています。
その事により横方向へのガタつきはなくなり、高い耐久性を獲得しました。

ピボットがないのに、どうしてリアユニットは反応するのか?

時代は進化し、カーボン素材をある一定方向にしならせる事ができるようになりました。
チェーンステー、シートステーが互いにしなり、地面の衝撃を吸収してくれるのです。
一部分が大きくしなるのではなく、全体がしなる設計になっています。

「時代との融合」それがscalpelです。

チェーンステーの接合部はこのようになっています。
見たとおり『ゼロピボット』になっています。

シートステーを上から見た画像が↑です。
泥詰まりはナシに等しく、タイヤとのクリアランスも十分にとられています。
タイヤの太さは「26×2.1」のMONORAIL。
雨レースの時は「2.0」より細いタイヤを使うので、雨レースで泥詰まりの心配をする必要がありません。


『ゼロピボット』にすることで、フレーム自体が地面をとらえる特性を持っているように感じます。
フレームが地面を押すというか、ギャップを越えるたびに加速するというか。
「地面を離さない。」という表現が正しいように感じます。
パワークライムをするときなどは、タイヤが地面に刺さっているようにさえ感じます。(ものすごくグリップするという意味です)


リアユニットとのリンク部分は改良されました。
2009年モデルまではリンク部分はアルミ素材でした。
それが、2010年モデルはマグネシウムに改良されリンク部分だけで30gの軽量化を達成しました。


ここまでがフレームバック三角の紹介になります。
どうでしたか?
少しはわかってもらえましたか?

これが『ゼロピボット』を持つscalpelなのです。


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