2010年 JシリーズXC第5戦 レースレポート

2010年9月21日


結果:4位
場所:長野県富士見パノラマスキー場
開催日時:2010年9月20日
レース距離:4550m×7周=31.8km


バイク: CANNONDALE FLASH Mサイズ
サスペンション: CANNONDALE LEFTY スピードカーボンSL W/DLR
チェーン: KMC X9SL
チェーンオイル: EVERS CARBON CHAIN SPRAY「DRY」
サングラス: ADIDAS 「supernova」フレーム ホワイト
タイヤ: MAXXIS F&R 「ASPEN」26×2.1 前後2.0bar
ヘルメット: BELL 「ARRAY」
ブレーキ: MAGURA 「marta SL magnesium」
ペダル: CRANKBROTHERS 「EGG BEATER 4ti」
サドル: FI'ZI:K ANTARES 00
ハンドルバー:KCNC
ホイール:CRANKBROTHERS「COBALT」
無線: KENWOOD DEMITOSS20 UBZ-LK20(免許・資格不要モデル)
ボディーメンテナンス: COMPEX  
インソール CONFORM'ABLE


 9月20日Jシリーズ第5戦富士見大会に参戦してきた。気温も涼しく自分本来の走りができると意気込みも高く会場入りした。コースはドライ。レースは7周で行われた。

 最前列中央にスタート位置を決めてスタートの号砲を待った。いつになく集中力は増し、それと同時に緊張感も増してきた。ドンッ!レースがスタートした。スタートはイメージ通り3番目で落ち着いて初めの上りをクリアしていった。下りは息を整え、更なるスピードアップに備えた。ゲレンデ左側のダラダラとした上りで2番に上がり、トップを走っていた武井選手と合流、更なるスピードアップのために先頭に立ってゲレンデ真ん中の下りを下っていった。ゲレンデ中央の直登で平野選手を含む3人になり、そのまま1周目が終了した。


 2周目初めの上りで武井選手のスピードアップに合わせる事ができずに後退。2周目は単独走となってしまった。3位で2周目終了。

 3周目。武井選手が止まっていて、そのまま2位で前を走る平野選手を目標に走る。

 4周目。斉藤選手が追いついてきて、更に辻浦選手が追いついてきた。ここで、牽制気味になり、ペースは一気に落ちて、前との差は一気に空いていった。辻浦選手と自分が交互に先頭交代を繰り返し、ペースは落ち着いていった。

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photo by UTA

 5周目。部分的にペースアップを図り辻浦選手と2人でレース展開していった。この周回はペースの上下があり、両足は局所的に攣り、それを無理やり動かすことでバイクを進めていった。お互いに離れられない状態が続いた。少しでも集中力を切らすと大きな差になってしまう物凄く興奮する展開だった。

 6周目。スピードの上がらない2人に松本選手が合流。パワフルに走る松本選手に合わせる形でペースはこれまでよりも上がった。レースも終盤。2位獲得を視野に入れながらのレース展開が続いた。足は自分のものではないくらいに攣っていた。自分の中で気持ち。気持ちだ。と言い続けた。

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photo by UTA

 7周目(ラストラップ)。始めの上りは様子見の状態が続いた。そして、ゲレンデ左側のダラダラ上りでペースアップが繰り返され、限界点にいってしまった自分は少し間を空けられてしまった。息を整え、幾度となくプッシュを繰り返すがなかなか差を縮めることができなかった。ゲレンデ中央の上りもすぐ前に見えていたが、その差が大きかった。最後の上りも追い込むが追いつけず、前に2人が見える状態でゴールとなった。結果は4位。

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photo by UTA

 ゴールしてすぐ物凄い悔しみが沸くと同時に、応援してくれる家族、サポーターに情けない、申し訳ないという気持ちが一気に湧きだしてきた。集団内で勝ち急ぐがために力を使い、力の使い方に間違いがあった事をレース後気づかされた。自分の持てる力は決まっていて、それをいつどのタイミングで使うかが、今回のような大きな差となってしまった。これからはもっと頭を使うと同時に、同じようなレース展開では負けない力をつけていくと決めた。そして、このようなレースをもっとこなしていきたいと強く願わずにはいられない。レースがもっとしたい。もっと準備をして、もっとレースがしたい。もっとできる自分が見えるからその自分になりたい。なっていくと決めている。最終戦のコースの走り方は知っている。しっかりと対策を練って良い形で最終戦を締めくくりたいと思う。そして、現在シリーズランキングトップである事が今のモチベーションとなっている。シリーズ戦全体で安定した力を発揮した事を証明できるので、最終戦で結果を残し、シリーズチャンピオンを獲りたいと思う。


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