XC第1戦八幡浜レースレポート

2007年4月24日


大会名2007JCF八幡浜インターナショナルクロスカントリー
2007年4月22日
場所愛媛県八幡浜市若山 市民スポーツパーク
競技内容マウンテンバイク クロスカントリー エリートクラス
天候雨(コースコンディション マッド)
チーム名キャノンデール・ディアドラレーシングチーム
使用機材マシン:キャノンデール スカルペル(Sサイズ)
ブレーキ:MAGRA マルタSL
ホイール:MAVIC CROSSMAX SLR
タイヤ:MAVIC MEDUSA(26×1.8)
シューズ:DIADORA TEAMRACER MTB CARBON
サングラス:adidas(evil eye Climacool&supernova)
ヘルメット:BELL スイープR
ペダル:crankbrothers (egg beater 2ti)
バーエンド&グリップ:BBB
チェーンオイル:EVERS PRO “WET”(carbon chain spray)
マシンケアキット:PEDRO`S
レース結果4位

1位辻浦選手(ブリヂストン・アンカー)
2位野口選手(TREK)
3位小笠原選手(OGA STYLE)

待ちに待った2007年MTBシリーズが始まった。ここに来るまでは様々な環境の変化、取り組みの変化があり、その変化が正しかったかどうかを問う日がやってきた。環境の変化で言えば、MTB選手の多くいる長野県松本を離れ、東京都八王子にトレーニング環境を移したことだ。取り組みの変化ではロード選手とロードトレーニングをするようになったことである。この開幕戦を迎えるまでは、様々な工夫を凝らし、自分の納得できる状態でこの日を迎えることが出来た。

レース会場には金曜日の夜中に到着し、土曜日の午後からコースの試走を行った。このコースは自分にとって相性の良いコースなので、走っていても良い感触を感じながら走ることができた。今年でキャノンデール4年目になる僕は、スタッフとの相性もバッチリでスムースにマシンセッティングを進めることが出来た。(もう目で会話ができるくらい)試走後は明日の最高の走りのために、おとなしくしていた。

レース当日。マシンの最終調整(DRY用)のため、早朝にコースの試走をした。これで準備は整った。しかし、この日の試走終了後から雨が降り出した。。。(誰だ!雨男は!)セッティングはすべて変更である。まぁ、気を落ち着かせ、スタートまで待つ。僕にとって雨のレースは嫌いではない理由がある。それは、雨に対しての準備が万端だからである。まずはタイヤ。MAXXISの雨用タイヤといえば「MEDUSA」である。最高の安定感、最高なグリップ感で僕を支えてくれる。日本のレースシーンは雨レースが多いので、このタイヤ1本を持っているだけで安心感が倍増。そして、ブレーキ。これも世界最高峰の制動力で僕にとってかなりのアドバンテージとなっている。雨の時は「ウェブローター」で決まり!ペダルは、「泥レース大歓迎!!!!」といったクランクブラザーズ「egg beater」である。どんな状況でもモーマンタイなペダルである。そして、大切な目を保護してくれるサングラスは「supernova」。軽くてどんな状況でも扱いやすい。で、今年から使用を始めた「EVERS PRO」のWET用はチェーンの性能をながくキープしてくれる。物凄い耐久性である。そして、フレームは「キャノンデール・スカルペル」。泥の中に隠れている石などの衝撃を後ろのリアサスが、うまく吸収してくれレースに集中できる。こんなアイテム達とともにある限り、雨は怖くないのである。すっかりと雨用になったマシンは、オーラを感じるほどに完璧な出来だった。あとは僕自身の体だけなので、スタート1時間前からアップを開始し、スタートを待った。

スタートは12時40分。コースは6.6kmを5周である。コースは「ひょうたん型」で、くびれのある部分がスタート&ゴールといったコース設定になっている。コース内には3分弱の舗装された昇り坂や、縦横無尽に根っこがある下りなど、ボリューム感たっぷりなコースである。僕は登り坂での走りに自信があるので、登り坂で何らかのアクションを起こそうと決めていた。

スタートまでは、良い緊張感に包まれながらスタートを待った。スタート前、メカニックとのハイタッチでレースモードにスイッチが入った。そして、「バンッ!!」とともにスタートした。「うおりゃ????!!」と一発ペダルを踏み出した。しか?し、コース取りがわるく、泥の重い路面にパワーを吸い取られ加速する事が出来ない。ズルズルと下がる自分。ズンズン進む集団。15位くらいで細いコース内に入っていった。ここからはコースが狭いため抜く事が出来ない。「ん????(悩)」。 でも、コーナーごとにインを強引に攻めていって、始めのシングルトラックで10番くらいまで上がった。でも、先頭はかなり先に見えていて、「あそこまで行かなくては!」と思いつつも、コースが狭いので抜けないところはアクセルを緩め、燃費走行でレースを進めた。コースひょうたんの上側が終了し、くびれの箇所には舗装路で平坦区間があり、ここは広かったので「ファイト一発!」とばかりに一気に数名をパスした。そして、ひょうたん下側に突入。こちらの下りは根っこが張り出していて、非常にスリッピーな状態になっていた。ここでは「冷静にだよ。」と自分に言い聞かせながら、次に控えている舗装路の昇りを待った。そして、昇りに突入。マシンの前後のサスペンションをロックし、戦闘を開始した。ロードトレーニングで鍛えたパワーを使って、グイグイ登っていった。1人1人と抜いていった。去年より登れている自分を実感しながら登りきった。この時点で4位まで浮上。「まだまだ前にはいるなぁ?!」と追い続ける。そして、下って1周目が終了である。(4位)まだ前には先頭が見えていたので、「まずは追いつくぞ!」と踏み続けた。2周目。下りの速い選手ともに前を追う。ズンズン、前が近づいていった。そして、登り返しで3位の選手に追いつき、そのまま前へ。

その後は3位になったり4位になったりを繰り返す。一緒に先頭を追いかけた選手は、どうしても下りが速いので、僕は昇りで前に行くしかなかった。だから、昇りではズンズン進んだ。でも、下りでは差が縮められる・・・・といった感じで2周目を終了。(3位)前とは40秒程度の差あった。「まだまだだぁ????!」と、前だけを見て走った。この周くらいからランナーズハイ状態に入って、集中力が増してきた。だから、下りもスムースにいけるようになり、前との差は縮まっていった。この周は単独3位で、前を追った。前との差は最大で24秒まで縮まった。このまま3位で3周目を終了した。そして、4周目。去年のデータから、僕は4周目にラップペースが落ちる傾向にあったので、「ここを集中していこう!」と4周目に突入した。しかし、始めの下りで転倒し、体のバランスが狂い始めた。少しの負荷で足は攣るし、下りで上半身は硬くなるしで、ペースが落ち始めた。すると、後ろから4位の選手が来て、抜かれてしまった。その後も必死に前を追うが、うまく使えない自分の体が、前に行きたい自分を邪魔した。そして、4周目は一気にペースダウンしてしまった。そして、4位で4周目を終了。ラストラップに突入した。うまく使えない体をごまかしながらの走りを心掛けた。「前に!」と思いながら走り続けた。でも、そのままの順位でゴールし、4位となった。

今回は最低でも、表彰台にのりたかっただけに、微妙な心境である。正直「どうせなら3位になれよ。」って感じである。今回の4周目は、結局自分に余裕がないことからの失敗だと思う。あと、スタートで出遅れない事が今後最も大切な事だと感じている。これ以外にも、もう少し反省点があるが、それは「内緒」である。

まずは、今回最高の状態でレースの準備をしてくれたメカニックに感謝します。そして、いつも応援・サポートしてくださる多くの関係者の皆様に感謝します。

しっかり正しい事をまじめにやった者が上に行く世界なので、これからもしっかり取り組んでいきます。
これからも、応援・サポートお願い申し上げます。


キャノンデール・ディアドラレーシングチーム 山本和弘
http://www.yamamotokazuhiro.com/


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