J Pro Tour#4Gunma Cyclesportscenter

2013年4月29日


自分にとってJプロツアー2戦目となるJPT#4「群馬CSCロードレース」に参戦してきた。小雨、小雪の降る寒い中でのレースとなった。チームとして共通の認識をもってレースに臨むも大切な場面で自分の気持ちが付いてこず優勝争いに参加することなく25位でゴールとなった。


 今回レース前にチームミーティングを行い、序盤の逃げに数名を送り込む事と、決定的な追走集団に入り有利な状況でレースを展開するという共通のチーム認識を持ってスタートラインに並んだ。スタート後、はじめの2周回は自分の経験不足から集団前方に位置する事ができず集団に埋もれる位置で周回をこなしていった。集団前方ではチームメイトがアタック&他チームのチェックに入っているのが確認できた。3周目から集団の前方に位置し、少人数の逃げを作るために『心臓破りの坂』、その後の
『ホームストレート』で積極的な走りを繰り返していく。レース前半チームメイトが集団前方に位置し「チームの意志」をハッキリと示すことができていた。しかし、決定的な逃げができないままレース中盤へとさしかかる。ここで澤田選手を含む3人の逃げが形成され1度メイン集団は落ち着きを見せサイクリングペースで周回を重ねていく。

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J Pro Tour#1Ibukiyama Hillclimb

2013年4月15日


MTBからROADに転向してのデビュー戦となるJプロツアー第1戦伊吹山ヒルクライムレースに参戦してきた。結果は6位。終始落ち着いた心理状態の中スタートからゴールまで走り抜くことができたと思う。終盤の細かなペースアップを落ち着いて処理しそこから抜け出す力を付ける事で勝利が見えてくると感じたレースとなった。


レースは岐阜県伊吹山ドライブウェイという普段は有料道路でレースが行われた。通常のレースではコース試走を行いある程度のコース状況が分かった上でレースをするのが常だが今回はコースが一般の有料道路である事と冬季の閉鎖期間という事で参加者皆がコースを知らない状況下でのレースとなった。コースの状況はインターネットなどで公開されている2010年のレースをチームで確認してイメージを膨らます事で対応していった。今回の目標はJプロツアー初戦という事で自分の力を隠すことなく発揮しレースの最前線でレース展開する事を1つの目標としてレースに臨んだ。そして、ヒルクライムエースの森本選手を軸に登りに強いチームメイトとチーム力を発揮しチームランキング上位でゴールする事を目標とした。

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MTB J2 I don't ride,only waching the race

2013年4月 7日


今日はチャレンジレースが中止になり、朝の段階で快晴だったので自宅から近距離で行われるMTBのJ2緑山のレース観戦に行ってきた。
風は強かったけど自走で会場まで足を回していった。
見にいけると思っていなかったので、この偶然を思いっきりと楽しもうと会場に着く前からワクワク。
今日の目的は、Jエリートライダーの走りのチェック、キャノンデールがサポートしている若手2人の走りチェック、COGメンバーとの再会や、MTB仲間との再会を目的として行った。
会場に着くなり見なれた仲間と再会できてうれしくなったのは言うまでもない。
長年慣れ親しんだ空気だからね。
当たり前だけど『ロードはどう?』『今日走るんでしょ?』が挨拶代わり。
そんな事をしているとあっとう間に1時間が過ぎ、耐久レースの応援をしようと思っていたのに見損ねてしまった・・
まぁ、その後に皆と再会できたからNO問題。
それから、エリートのレースまではコースチェックや、これまでMTBのレースを追いかけ応援してくれたブロガー『思い描く走りを求めて』の加藤さんと談笑。
これからのレース展開や、今年はどうなるんだろね~ という話を。


レースの方はアジア選手権メンバー(斉藤選手、前田選手)の走りを見ることと、キャノンデールがサポートする松尾純選手、中原義貴選手の走りを見ることに集中した。
昨年幾度となくバトルした斉藤亮選手が圧勝となる走りで優勝。
続いて中原選手。3位に前田選手が入った。
優勝の斉藤選手は圧倒的な走りでアジア選手権までまだまだ上がっていきそうな雰囲気を醸し出していた。今日は29インチバイクに乗り、平坦&アップダウンともにパワフルに走っているのが印象に残った。
これからは連絡を取り合い亮選手のレベルアップに自分なりに貢献したいと思っている。


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2位の中原選手。去年からとても気になっていて、連絡を数回取り合っていたし近況の確認は欠かさずチェックしていた選手である。
そして、なんといってもキャノンデールのサポート選手なので気になって仕方がない存在だ。
今日の走りは正直自分の想像以上の走りを見せてくれた。
それは、今日のレースを見ていたすべての人が感じた事だと思う。
パワフルライドの中に気持ちが入っているのを感じて、とても好印象だった。
自分の視点で見てもっともっと速くなる所を見つけたので、本人に直接伝えることができたのが良かった。
【キャノンデールの中原選手】要チェックであります。
表彰台の常連になり、トップ争いを近いうちに見せてくれるでしょう。
自分に出来る事を中原選手に伝えていきたいと思う。
さて、3位の前田選手。やっぱり良いね。去年のアジアジュニアチャンプにふさわしい走りを見せてくれた。
まだ新アイテムの違和感を感じているように見えたけど、その状態であの走りは素晴らしいと感じた。
これから新しいバイクを乗りこんでいくうちに彼らしい伸び伸びした走りを見せてくれると感じる内容だった。
優勝した斉藤選手と前田選手には残り少ない日々を有効に使い最高の状態でアジア選手権に向かっていってほしいと思った。


そして、輝いていたのが4位に入ったBikeJournal小笠原選手
最近はXTERRAの注力して新たなステージでもOGAスタイルを貫いている小笠原選手。
今日の走りはカッコ良かったし真面目に走り前の若手を食ってやるオーラを物凄く感じた。
正直OGAさんの存在は今日のレースをよりエキサイトしてくれたと思う。さすがOGAさん。
新境地で確実にステップアップしていく小笠原さんのスタイルは今の自分にとって参考になる存在だ。
これからも『魅せる走り』よろしくお願いします。


さぁ、今年のタイ合宿でも一緒にトレーニングした松尾選手は今日は10位。
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NEWバイクへの順応がこれからの課題に見えたけど、大きな身体を使ってパワフルに走る姿は健在。
今年から新環境になっての挑戦なので、うまく歯車が合うようにこちらも自分なりにアドバイスをしていきたいと思っている。
タイで一緒にトレーニングしたからわかる彼の本当のポテンシャルを信じている。
今日はレース後に直接今日感じたことを伝えることができたのが良かった。
【キャノンデールのマツジュン】見ていてください。彼はやります。
キャノンデールが表彰台独占。
このイメージを持てた1日となった。


彼らへの応援は熱くなった。


COGメンバーや、MTB仲間との再会、近況報告はなんだろね。本当にうれしい気持ちになった。一緒にMTBを乗ったりできない今だからより貴重な1日となった。
あと、ちびっこライダーに『KAZUさんの走りをマネして練習しています。』なんて言われるととてもうれしい気持ちになった。


今日はロードレースが中止。天気が急激に回復。レース観戦という奇跡のような1日となった。
元気もらったから、来週の伊吹山ヒルクライムでは身体の底から力を出してベストな走りをして最高の結果を勝ち取るぞ。