32-years-old

2015年2月25日


お久しぶりです。
元気に毎日過ごしています。


ただ、これまで毎日のようにバイクの上で身体を動かしていた生活から一変。
1週間もバイクに乗らないと身体のアチコチが違和感だらけでムズムズしている状態が続いています。


この生活もあとすこし。
3月からはじまる新生活の準備だと思って新鮮な気持ちで楽しめています。


最近の会話の中で、
『男は30歳を過ぎたあとに大きな転機が訪れる。』
という話をすることがありました。


今まさに自分はその境目にいるのだと実感しています。
これまでの生活の1つ、2つ、いや3つくらいのものが変わっていくので、これが自分にとっての転機なのだと思います。


人生リズムの変わらない人はいない。


選手として過ごした12年間のゴールは近づいていますが、新たなスタートが近づいてきているのも事実です。


自分の信じる道を思い切り進んでいきたいと思います。


32歳。
新たな生活にワクワクしています。

Good memories..

2015年2月19日


たまには思い出に耽ることもあります。


最近は選手時代のウェアや機材の整理をしていて、あの時、あの瞬間を思い出しています。
若いときは根拠のない「自信」がすべてのパワーの源だったと最近になって思うことがあります。


選手1年生の時、北海道から長野県松本市に引っ越しての生活。
周りには日本チャンピオンや、日本のトップ選手ばかりがいる中での練習環境の日々でした。
レベルの高い所に身を置く。
これがすべての近道だと思って毎日毎日過ごしていました。
そこにいて、先輩選手の真似をして、言葉は悪いですが盗みだしたものは多かったと感じています。


自分が尊敬できる先輩と過ごした日々で得ることは大きかったです。


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サイクルスポーツ雑誌『FUNRiDE4月号』に12年間の選手生活を振り返る特集ページを記載してもらいました。


この考えはこれからも変わらないです。


そして、大好きな自転車でもっと輝いていきたいです。

Goal GP-Mistral

2015年2月15日


プロ選手として走る最後のレース「GP-Mistral」に参戦してきました。


・感想
心の底から楽しんで走ることができた。
最後を優勝で終えることができてうれしかった。
2位だった重田選手の走りは一緒に走って気持ちよかった。なかなかいないよ、強い気持ち全開で走る選手は。グッジョブ!
恩師の山田さん(北海道)から花束をもらうことができて最高のうれしかった。
山田さんがいなかったら、この世界に飛び込んでいないと思うから。ここは後日書きます。
昨日も書いたけど、主催大山さんの大会で最後のレースを思い切り走れてよかった。
キャノンデール・オーナーズ・グループ(C.O.G.)のメンバーの応援が励みになったしうれしかった。
シクロクロスをやっていてよかった。皆と仲良くなれた。
たくさん記念写真を撮影した。
今日はいつも以上にキッズとお話できた。
応援ありがとうございました。
風が強すぎた(笑)


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photo by Kasukabe Vision FILMz


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photo by Kasukabe Vision FILMz


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photo by Kasukabe Vision FILMz


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photo by Kaneko Mizuki

Last Race GP-Mistral

2015年2月14日


先週のシクロクロス東京はポイントのつく公式戦として最後のレース。
今週末の「GP-Mistral最終戦」はプロとして走る最後のレースになります。
場所は埼玉県 吉見運動公園です。
スケジュールはこちら


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北海道出身の自分にとって「GP-Mistral」という大会は思い出深いものです。
知っている方は少ないと思うけど、「GP-Mistral」は北海道からはじまったシリーズ戦なのです。


シクロクロスという競技を知ったのは「GP-Mistral」があったから。
はじめて出場したシクロクロスのレースは「GP-Mistral」


大会を主催する大山さんとは自分がまだ北海道にいて、若く小さいときから顔見知りです。
プロになってからも毎年1度は「GP-Mistral」に参加し、自分の原点に戻れるような気持ちで走っていました。
今は独自路線を進む大会ですが、そこに共感し、大会を盛り上げたいという気持ちで参加を続けてきました。
キッズが多く、笑顔あふれる大会。


こんな思い入れ深い大会でプロとして最後のレースを走れることを嬉しく思います。
いつも通り全力で楽しむ走りをしたいと思います。


今回の大会はチームとしての参加ではないですが、大会を、シクロクロスを盛り上げるために走りたいと思います!

Source of power

2015年2月13日


しばらく家を空けておりました。
3月からはじまる新生活の準備でワクワクとドキドキの入り交じる心理状態です。
毎年似たようなリズムで春を迎え、レースのシーズンインという流れでしたが、今年は大きくリズムが変わるので頭が少しだけ混乱しているのでしょうね。


これから起こるすべてを受け入れ、チャレンジ精神溢れる毎日を送っていきたいと思っています。


さて、すでに日にちは経ちましたが先日行われた「シクロクロス東京」のレポートがあがっていますのでご紹介します。


今では友人のKさんのブログです。
知っている方も多いですね。
選手は見られている。というのを自覚するようになったのは彼との出会いがあってのことです。
自分の選手生活の中での大きな出会い、そしてターニングポイントとなる出来事だったと今になって思います。


選手って様々なカタチでパワーをもらっています。
自分にとって彼の存在は大きなパワーの源です。


プロ選手としての自分はもう少しで終わりを迎えますが、人生の良き友としてこれからも長く付き合っていく存在だと思います。


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東京砂漠の涙雨、シクロクロス東京2015 2日目


Thank you!

2015年2月 9日


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photo by Igarashi Takashi


昨日のレースに対するコメント、写真送付、SNSでのメッセージ本当にありがとうございます。
1つ1つゆっくりと拝見しています。
本当にうれしい気持ちでいっぱいです。


これからの予定が充実しすぎて幸せいっぱいですが、丁寧にこなしていきたいと思います。


昨日の『胴上げ』うれしかったです。
気持ち切り替え次に進んでいきます!!!


■メディア紹介


シクロワイアード:冷雨のCX東京エリートレース 連覇したマクドナルド、宮内を振り切った豊岡


サイクリスト:マクドナルド連覇、山本カズは3位で有終の美 「シクロクロス東京2015」エリート男子詳報


シクロチャンネル


Cyclocross TOKYO 2015

2015年2月 8日


プロ選手として臨む最後の公式戦。
シクロクロス東京を走ってきました。
結果は3位。(日本人最高位)
JCXシリーズ戦優勝。
今日のゴールはとても気持ちの良いゴールでした。


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photo by Kasukabe Vision FILMz


こんなに応援されたレースははじめてだったかもしれません。
本当に応援が力になりました。
そして、うれしかったです。
今日の最後の踏ん張りは応援がなかったらあんな走りはできなかったです。


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photo by Kasukabe Vision FILMz


去年のこのレース。
あの表彰台に立ちたいな。と感じていました。
今日実現してうれしかったです。
しかも自分の力を出し切っての表彰台だったので、心の底から喜ぶことができました。


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photo by Kasukabe Vision FILMz


今日はJCXシリーズ戦の最終戦でもありました。
そこで今シーズンのシリーズチャンピオンを獲得することができました。
あっという間のシーズンでしたが、1つ1つの大会が良い思い出になっています。


『弱虫ペダルシクロクロスチーム』
このチームでシクロクロスを走れて良かったです。
最高のチームでした。
このチームで走れたから得たものは大きいです。
そして、このチームに関わったすべての方に感謝しています。


今日声援を送ってくれたすべての皆さまへ
本当に今日はありがとうございました。
応援の1つ1つがとても力になりました。
レース前も、レース中も、レース後も本当にうれしかったです。


2月中はプロ選手としての活動を続けます。
そして、その後も大好きな自転車を乗り続け、また皆さまの前で元気な姿をお見せしたいと思っています。


これからも山本和弘をよろしくお願いします。

Original Postcard

2015年2月 5日


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キャノンデールがオリジナルのポストカードを作ってくれました!
今週末のシクロクロス東京@キャノンデールブースで無料配布する予定です。
これまでの活動がギュ〜ッと詰まった1枚になっていますので、お台場会場に足を運んだお土産に持っていってくださいね!


そして、キャノンデールのスーパースター・ティム ジョンソン選手のポストカードも完成しました。


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彼も、もちろんレースを走ります!
『愛してるぜ!東京!』
かっこ良すぎだぜ、兄さん☆


あと、以前にブログで書いた『オリジナルステッカー』も数に限りはありますが自分と直接会った方にプレゼントします。
ぜひ会場で声をかけてくださいね!
気軽に!


日曜日のレースにバッチリ合うように体調調整を全力でしていきます!

CX World Championship End..

2015年2月 3日


「シクロクロス世界選手権@Tabor」が終了しました。
今日、無事に日本の自宅に戻ることができました。


さて、レースでは日本からの多くの応援、メッセージ本当にありがとうございました。
日本代表としての誇りと、自分のこれまでやってきたことに自信をもって臨むことのできたレースになりました。
スタートラインに並ぶ、その時に万全の体調になるように調整を重ね、自分が理想とする状態でスタートラインに並ぶことができました。
レース前にイメージした通りに、レースは進み、自分がイメージしたように身体を動かすことができました。
大きなトラブルなく、最後まで走り続けられて本当に良かったです。
結果は38位
順位だけを見るとまだまだ上に選手はいますが、この順位は今ある自分のすべてが詰まった順位だと思っています。


日本代表という貴重な時間を存分に楽しむことができました。


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photo by 弱虫ペダルシクロクロスチームFACEBOOKページ


コースはそのほとんどが芝路面で、表面は溶けてツルツル、気温が氷点下ギリギリだったこともあり、路面の下はカチカチで集中力の使うコースでした。
そこにキャンバー、180度ターン、アップダウンが組み合わさり体力的にも厳しいコースでした。
そんな中、国を代表する選手たちがその国の誇りをもって最後まで走り切りました。
自分も日本代表としての誇りをもって走り切りました。


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photo by 弱虫ペダルシクロクロスチームFACEBOOKページ


シクロクロス競技は1人では走れない競技です。
日本チームスタッフの全力サポートがあって、その中で自分の最高のパフォーマンスを発揮することができました。
特に今回のメンバーはストレスを溜めることなく、リラックスした雰囲気で遠征の日々を過ごすことができたと感じています。
ありがとうございました。


自分がこれまでやってきた活動の集大成を世界選手権という場で存分にぶつけることができて良かったです。


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photo by Fabienne Vanheste


たくさんの応援ありがとうございました。
そして、この活動をサポートしてくれたすべての方に感謝します。


今週末はお台場で行われる「シクロクロス東京」です。
ともに楽しみましょう!!!